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私のビジネスにホームページは必要ですか?迷ったときこそ、考えておきたいこと

私のビジネスにホームページは必要ですか?迷ったときこそ、考えておきたいこと

目次

2025-03-31
2025-04-01

お客様から
「私のビジネスはホームページが必要ですか?」
というご質問があります。

その際、私からは
「はい、今の時代ホームページは集客に絶対に必要です!」
と、営業的には言いたいところなのですが、

ホームページは「絶対に必要」とは言えません

たしかに、今やほとんどの企業や店舗がホームページを持っている時代。
「ないと信頼されないのでは?」「作らないと損しそう」と不安になる気持ち、よくわかります。

でも、ここでいったん立ち止まって考えてみましょう。
“とりあえず作る”では、時間もコストもムダになる可能性があるからです。

では、どんなときにホームページが必要で、どんなときは不要なのか?
この記事では、「目的」と「導線」という視点から、一緒に整理していきます。

ホームページが「必要かどうか」は目的次第

まず大切なのは、あなたのホームページの目的です。
ホームページはあくまで「目的を達成するための手段のひとつ」にしか過ぎません。

何のために必要なのかを明確にしなければ、作っても

  • 活用されない
  • 放置されたまま
  • ホームページがあるだけ

になってしまいます。

ホームページが“役立つ”目的の例

  • Google検索からの流入を増やしたい
  • 「この人誰?」と思われたときに信頼される情報が欲しい
  • SNSだけでは伝えきれない詳細情報を載せたい
  • サービス内容や料金表などを整理して見せたい
  • お問い合わせや予約を自動で受け付けたい
  • 採用情報や活動実績を発信したい

上記のような「情報発信+信頼づくり+アクション導線」を設計する目的なら、
ホームページは非常に効果的です。

ホームページが必要ない場合

一方で、次のような場合は、ホームページがなくても問題ないことがあります

  • インスタやLINEで直接やりとりして完結している
  • リピーター中心のビジネスで、新規集客は不要
  • 商品はフリマアプリやECモールで販売している
  • 地元の紹介・口コミが中心でネット検索されない

SNSやプラットフォームで代替できているのであれば、「無理にホームページを作る必要はない」です。

‍ホームページは“導線”の1つである

ここでもうひとつ大切な視点が「導線(アクセスの流れ)」です。どんなに立派なホームページを作っても、見に来る人がいなければ意味がありません。

代表的な導線パターン

  • SNSのプロフィール欄から商品やサービスについてもっと知りたいと思ったから訪れる
  • 名刺やチラシから、お問い合わせをするために訪れる
  • Google検索で役に立つ記事を探していたら、入口として訪れる

など、他の媒体と連携することでホームページの効果を発揮します。逆に、誰にも知られていない・リンクも貼っていないなら、作っても見られません。

【チェックリスト】ホームページは必要?不要?を判断する5つの質問

迷っている方のために、チェックリストをご用意しました。

あなたのビジネスにホームページが必要か、確認してみましょう

□ Google検索で新しいお客様に見つけてほしい
□ SNSだけでは伝えきれないので、もっと情報を掲載したい
□ サービスや会社の信頼感を高めたい
□ お問い合わせ・予約などの受付をしたい
□ 採用情報を自分で掲載・更新したい

→ このうち3つ以上にチェックがついた方は、ホームページを持つことで効果を感じやすいはずです。

ホームページはあくまで“集客のためのツールの一つ”です。

結論として、ホームページは「持っていると自然とお問い合わせが来る」というものではありません。
重要なのは「どんな目的で、どんな人に、何を届けたいのか?」という視点です。

ホームページを作るかどうかは、

  • ビジネスの目的
  • 情報の伝え方
  • 顧客との接点(導線)

によって、必要性が大きく変わります

まとめ

  • ホームページは「目的」と「導線」があってこそ活きる
  • すべてのビジネスにホームページは“絶対必要”なものではない
  • SNSや他の手段で十分なら、それで問題ない
  • でも、信頼づくりや情報整理が必要な場面では、強い味方になる

「作るべきかどうか、まだ決めきれない…」という方へ。

焦らず、まずは

  • 誰に
  • 何を伝えたくて
  • どこでつながりたいのか

を整理してみましょう。

たとえば、
「どんなお客様に何を届けたいのか?」を考える際には、ペルソナ(理想的なお客様像)を描いたり、
カスタマージャーニーマップ(出会い〜購入までの流れ)を整理するのが効果的です。

「どう見つけられたいか」「信頼されたいか」を書き出してみるところから始めてみましょう。

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